内容説明
徹底したシックハウス対策による健康・快適・安全・安心な住まいづくり(チルチンびと仕様の家)
1.住む人とつくる人の健康を害さない建材の使用
・建材の体への悪影響を極力減らすために、MSDSの取り寄せやトレーサビリティーの保障など、建材
の安全性を確認し、独自に建材の格付けを行った安全な建材を使用する。
・住まう人のみならず、家を建てるつくり手の健康も守るため、科学的に有害性が実証されていないもの
でも、呼吸がしづらい、刺激臭がある、肌にチクチクするなどの理由で職人が使うのをいやがる建材に
ついては使用しない。
2.環境負荷が低く、土に還る素材の使用
・地球温暖化による環境破壊が注目される中、家づくりにおいても環境負荷を低減していくことを目標とし、
産地の明らかな地域の材料や土に還る自然素材を多用し、地球や地域の環境にやさしい家づくりを
行う。
3.地域材を中心とした国産材の活用
・地域に適した地域材活用の連携体制の形成により、住まい手とつくり手の顔の見える関係を作り出す。
・地域材(国産材)を使用することで生産、流通履歴が明らかで安全な材料を使用する。
・輸送エネルギーを最小限にとどめ、地域の山の保全、林業や地域経済の活性化、地域文化、技術、
職能の保全を推進する。
・地域材の活用を原則とし、都市部において、地域材を活用できる体制のない地域では良質な国産材を
極力近い地域から調達する。
4.材料の格付けの実践と公開
・使う材料すべての安全性を確保、保障する。
・使うべき材を4段階にランク付けし、準推奨品以上を「チルチンびと仕様の家」の材料とする。
・各工務店は住まい手から要望があれば、使っている材についての情報を「建材の格付け」を付した
データシートによってすべて公開する。
・法的には住宅建材についてホルムアルデヒドとクロルピリホスの既定以外に定めがないため、自主
基準を作り、内部にチェック部会を設け、材の格付けを行う。
・一度格付けした建材でも、常に見直しを行い再格付けを行う。
5.使用できる建材すべての履歴の明確化
・できるかぎり正確な情報を住まい手に開示できるように使用する建材のMSDSやトレーサビリティーを
入手し明らかにする。
・住まい手の安全と環境保護のため生産者の履歴が明らかな材料を用いて、「安心」「安全」「健康」を
提供する住まいづくりを行う。
6.建材のデータベース化と住まい手への公開
・使用が認められた建材はデータベースにストックされていき、会員工務店の以後の家づくりに役立てる。
・この建材の情報は施主の要望に応じて全て「推奨資材品シート」として公開する。
7.「チルチンびと仕様の家」の設計・施工の実践
・格付けをした建材から使用する建材を選定し、使用する建材について住まい手に「安心」「安全」「健康」
を説明しながら計画を検討する。
新しい建材を使用する場合には地域主義工務店の会に申請し、使用の可否を確認する。
・設計がまとまった段階で申請書を地域主義工務店の会に提出し、承認を得る。
8.52種類の化学物質の測定による安全性の検証
・材の格付けと履歴の表示をした、住まい手に安全性を明らかにした各社の標準的な住まいにおいて、
実際に住む段階での「室内空気」が安全かどうかを明らかにする。
・厚生労働省による室内濃度指針値が示されている13物質(ホルムアルデヒド、トルエン他)の計測を
行う。
・更なる安全性を求め、接着剤やインキ、溶剤など建築で使用される可能性があり、前述の13物質と
同じ測定方法で計測できる39物質を加えた52物質の濃度を明らかにする。
・「安心」「安全」の根拠を数値で表すことで「安心して呼吸の出来る空気」を住まい手に引き渡す。
・材はもちろん、材の来た道、仕上がった空気まで、住む人に安全性を示すことができる安心して住める
家です。



